高槻市議会 2018-05-16
平成30年第2回臨時会(第1日 5月16日)
日程第4、
議会運営委員会補欠委員の選任を行います。
本日付で、現
議会運営委員全員が辞任されましたので、現委員の辞任に伴う
補欠委員の選任については、
委員会条例第5条第1項の規定により、
補欠委員に、
五十嵐秀城議員、木本 祐議員、
吉田章浩議員、中浜 実議員、久保 隆議員、
福井浩二議員、
中村玲子議員、以上7人を指名したいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名しました以上の議員を
議会運営委員会補欠委員に選任することに決定しました。
ここで、ただいま選任しました
議会運営委員会補欠委員の方々は、休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を報告願います。
議会運営委員会補欠委員の方々は、第3
委員会室に直ちにお集まりください。
したがって、約30分間休憩します。
〔午前10時 8分 休憩〕
〔午前10時35分 再開〕
○議長(
山口重雄) 会議を再開します。
議会運営委員会の正副委員長の互選結果について報告します。
委員長に、
吉田章浩議員、副委員長に中浜 実議員が選任され、就任されました。
正副委員長を初め、委員の方々には
議会運営はもとより、各会派の
交渉、連絡、協議等に関しまして、格別のご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
また、前委員の皆様方には、過去1年間にわたりまして
議会運営に多大のご貢献を賜り、ここに改めて各委員のご尽力とご苦労に対し厚くお礼申し上げますとともに、今後ともよろしくご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
お諮りします。
日程第5から日程第8に至る4件は、いずれも各
特別委員会の報告ですので、以上4件を一括して行いたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、以上4件の各
特別委員会の報告を一括して行います。
順次、ただいまから各
特別委員会委員長から報告を求めます。
まず、
市街地整備促進特別委員会の
中間報告を求めます。
〔
太田貴子議員登壇〕
○(
太田貴子議員) おはようございます。
平成29年5月以降における
市街地整備促進特別委員会の
審査経過の概要について、
中間報告を申し上げます。
最初に、
JR高槻駅
ホーム拡充及び
駅周辺整備について申し上げます。
本件に関し、概要次のとおり報告がありました。
まず、
JR高槻駅
ホーム拡充について、
既存ホームの
ホーム柵設置に関し、快速列車の停車する2番線及び5番線は、平成30年春の完成予定から工期延期され、平成30年秋ごろに可動部が一重引戸式の
ホーム柵の設置を予定されており、普通列車の停車する3番線及び4番線は、平成32年春の完成を目標に可動部が二重引戸式の
ホーム柵の設置が計画されている。国・府と協調して支援を行い、市は事業費の6分の1を補助するものである。
次に、
周辺道路整備について、
古曽部天神線に関し、すりつけ区間となる
西国街道線が、現在、
用地買収中であるため、平成29年度末は暫定形で供用を行い、
自転車通行空間は、平成31年3月に延伸部を含めて完了予定である。また、
JR高槻駅
北駅前広場は、現在、
用地買収に取り組んでおり、
阪急高槻市駅
北駅前広場は、平成29年度末に整備が完了するものである、との報告がありました。
これらの報告に対して、
阪急高槻市駅
北駅前広場の喫煙所については、丸見えではなく、喫煙している人がいることがわかるよう、すりガラスにすること、また、たばこの副流煙がバス停でバスを待っている人に行かないよう工夫してほしい、との要望がありました。
このほか、
古曽部天神線とつながる
西国街道線については、たくさんの車が流入すべきではない道路と考えることから、標識や案内などで大きな幹線道路へ車が流れるよう配慮をしてほしい、との要望もありました。
次に、富田駅周辺地区の
まちづくりについて申し上げます。
本件に関し、概要次のとおり報告がありました。
まず、
まちづくりの基本方針に基づく取り組みについて、
都市計画道路富田芝生線の整備における平成29年12月末現在の
用地取得率は79.46%で、平成30年度からは、
用地取得済みの箇所から、順次、
道路工事に着手し、平成32年度の工事完成を目指していく。
次に、
富田まちなみ環境整備事業の
取り組み状況について、建築物等の修景助成は、
交付決定が1件、事業中の箇所が2件で、
交付決定を行った物件に関しては、平成29年8月に完了している。また、
団体活動助成は、歴史や文化の周知を図り、地域住民の
愛着心向上を目的とする広報誌の発刊1件に
交付決定をしている。
次に、
JR京都線茨木・高槻間における
鉄道高架化勉強会について、検討範囲は
JR総持寺駅から芥川までの約3.2キロメートルとしており、
連続立体交差事業の目的を、踏切の除却、
市街地分断の解消、
高架下空間の有効活用とし、
整備効果について整理したところである。
概算事業費については、総事業費を約695億円とし、各事業者の負担額を、国が約357億円、地方として大阪府、高槻市、茨木市の負担の合計額が約292億円、JR西日本が約46億円と試算している。
今後の進め方として、来年度からは
事業主体の調整と、国費採択に向けて国・府と協議・調整を行い、短中期の
スケジュールでは、国の
補助調査採択を受けて
基本設計等を実施し、
事業効果等を検証した後、
着工準備採択を受けながら検討の深度化を図り、
長期スケジュールでは、
事業着手からおよそ15年の
事業期間で整備を行う計画としている、との報告がありました。
これらの報告に対して、非常に多くの時間と莫大な予算を要する
JR京都線茨木・高槻間の
鉄道高架化に着手するまでは、
JRガード下などの課題は現状維持のままなのか、とただしたところ、これまでも富田地区では、踏切の改良や
JRガード下の
緊急安全対策等を実施してきたが、抜本的な課題解決を図るためにも、大阪府が
連続立体交差事業の
事業主体となって取り組むよう協議・調整をしていく、との答弁がありました。
これに対して、
JRガード下の課題については、国道171号からトラックなどが入ってきて引き返せなくなるということも起こっているので、
鉄道高架化を進めていくことに加え、課題解決に向けて、市が考えられることについてはできる限りのことを引き続き取り組んでほしい、との要望がありました。
このほか、
JR京都線鉄道高架化の
事業費用について、高槻市の負担が約90億円から100億円と余りにも莫大であり、本市にそのような
財政的余裕があるのか、将来的に人口が減少し税収もこれ以上の増加が見込めないということで、市全体の財政状況を見ながら判断してほしい、との要望や、
JR京都線の
鉄道高架化に限らず富田のまちは高槻市の副都心という考え方のもと、今後、整備を進めてほしい、との要望もありました。
次に、
阪急高槻市駅南地区の
まちづくりについてですが、今任期の間は報告がありませんでした。
以上、本
特別委員会の
中間報告とします。
平成30年5月16日
市街地整備促進特別委員会委員長
太 田 貴 子
以上です。
○議長(
山口重雄) 委員長の報告は終わりました。
これから、ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、新名神・
交通体系等対策特別委員会の
中間報告を求めます。
〔
平田裕也議員登壇〕
○(
平田裕也議員) 平成29年5月以降における新名神・
交通体系等対策特別委員会の
審査経過の概要について、
中間報告を申し上げます。
最初に、新
名神高速道路の
整備促進について申し上げます。本件については、審査に先立ち、本委員会として、平成29年10月30日に現地視察を行ったところです。
本件に関し、概要次のとおり報告がありました。
まず、
鵜殿ヨシ原の環境保全に関する検討会においては、平成29年5月に、工事中及び開通後のヨシの生育などの
モニタリング計画について新たなワーキンググループを設置し評価・検証を行うことが報告された。今後、当検討会では、平成35年度の開通に向けて保全の対策と
モニタリングを実施するとのことである。
次に、
高槻-神戸間の状況について、平成29年7月には「
開通こころまちイベント 高槻ハイウェイフェスタ2017」を開催し、また、平成29年12月10日には「開通記念
高槻ハイウェイウォーキング」の開催後、同日15時から新
名神高槻-川西間の供用を開始した。平成30年3月に
供用開始予定の
川西-神戸間が開通すると、
高槻-神戸間が
全線開通となる。
次に、
高槻東道路について、
成合高架橋を除く
高槻ジャンクション・
インターチェンジから国道171号の区間は平成29年3月に開通し、
成合高架橋は平成30年3月開通の予定である。
次に、新名神関連の市事業の
進捗状況について、原成合線は、平成30年3月の開通を予定している。
南平台日吉台線では、平成29年3月末に迂回路による暫定供用を行い、平成29年度は
本線新設工事などを実施し、平成30年3月末には車線の切りかえ及び北側歩道の整備が完了する予定である。
次に、
高槻インターチェンジへの交通誘導について、平成29年3月には各
道路管理者により案内標識の設置が完了している。また、
高槻インターチェンジ開通前の
交通状況を把握するため、平成29年10月及び11月に市内の
主要交差点6か所で
交通実態調査を実施したところであり、今後は、
高槻-神戸間の
全線開通後に
道路管理者合同による
交通実態調査を行い、
国土交通省が保有する
ビッグデータ等も活用しつつ検証を実施する予定である。
このほか、
八幡-高槻間における工事の
進捗状況や各地区における
説明会等の開催状況などについて報告がありました。
これらの報告に対して委員から、今後の
交通実態調査の実施時期や目的、調査結果を受けた対策についてただしたところ、
交通実態調査は新
名神高速道路全線開通前後の
交通状況の変化を把握することを目的としており、次回の調査は
高槻-神戸間の
全線開通後を予定している。その後、交通量の比較検証を行い、必要な対応を検討する予定である、との答弁がありました。
また、梶原6丁目の交差点の混雑を実感しているが、梶原6丁目の交差点の車の流れも含めて
交通実態調査をされるのか、とただしたところ、基本的には今回の
交通実態調査の中で一定の時間ごとの方向別の交通量、渋滞長などの調査を行う、との答弁がありました。
これに対し、道路はつくればそれだけ車が流れていくので、最後までどのように流していくのか、それがスムーズに流れるのかということも考えて対応してほしい、との要望や、十三高槻線の部分供用などにより改善されると考えているとのことであるが、日々の生活をしている地域の方には機会があれば丁寧な説明をしてほしい、との要望もありました。
次に、新
名神高速道路等の
沿道まちづくりについて申し上げます。
本件について、概要次のとおり報告がありました。
まず、
高槻インターチェンジエリアの
まちづくりについては、
土地区画整理事業では、
成合南土地区画整理準備組合が、
事業施行者を(仮称)高槻市
成合南土地区画整理組合とする、
北部大阪都市計画事業成合南土地区画整理事業を取りまとめ、
事業期間は平成30年度から平成34年度を予定し、
土地利用計画は、約9.9ヘクタールに宅地と公共用地を配置するものとなっている。また、関連する
都市計画について、
土地区画整理事業の実施が確実となったエリアについては、大阪府が市街化区域へ編入し、あわせて準工業地域と準防火地域に指定する。さらに、地区計画では、地区特性に応じた良好な都市環境の整備と保全を図るため、建築物の用途の制限など、各種規定を設けるものである。この
都市計画については、説明会や
都市計画案の縦覧を実施した後、平成30年1月の本市
都市計画審議会において、全ての
都市計画について原案どおり承認されている。
次に、関連道路沿道の
まちづくりについて、十三高槻線エリアでは、平成29年4月には道路計画と環境問題を重要課題とし、自治会と実行組合から構成される前島街づくり推進協議会が発足し、市と意見交換を進められている。また、原成合線エリアでは、平成29年4月から、原里づくり連絡会が地区内の集会所を活用した各種事業を展開する準備に着手されており、今後は一定の期間を踏まえ、地域の活性化度合いを確認しつつ、原地区の里づくりの実現を目指すものである、との報告がありました。
これらの報告に対して委員から、
土地区画整理事業の
事業施行者である(仮称)高槻市
成合南土地区画整理組合の地権者のうち、農地を所有されている方が新たな土地利用を希望される割合と、その理由についてただしたところ、個別面談の結果、約8割の方々が土地利用転換を希望され、その理由として、後継者がいないことや将来的に農業を続けることが困難であるとのことである、との答弁がありました。
これに対し、成合地区や前島地区の
まちづくりにおいても、都市的な土地利用を目指すことだけではなく、農地の振興についても並行して地域の方の考えをまとめ、全庁的に捉えて高槻市の
まちづくりに生かしてほしい、との要望がありました。
また、前島地域の
まちづくりについては、これから濱田市政が担う大きな取り組みであると思われるが、市の見解及び決意についてただしたところ、前島地域は交通結節点としてのポテンシャルが非常に高い地域であるため、このポテンシャルを活用して、市にとっても地域にとっても望ましい
まちづくりに誘導することが市の仕事であると考えており、大阪府の道路の整備を注視しつつ取り組んでいきたいと考えている、との答弁がありました。
次に、環状幹線道路等の
整備促進について申し上げます。
本件に関し、概要次のとおり報告がありました。
まず、
進捗状況として、国道171号交差点改良については、八丁畷交差点では、平成29年6月に交差点改良工事が完了し、無電柱化事業を実施中である。大畑町交差点では、京都側が平成30年3月末には完成予定である。富田丘町西交差点では、神戸側の
用地買収が完了し、平成29年3月に暫定工事が完了している。
次に、外環状幹線道路について、十三高槻線第Ⅰ期区間では、市道梶原道鵜線から府道枚方高槻線区間について平成30年春に南行き1車線通行の交通開放を図るべく、大阪府が地元警察等と安全対策について協議中であり、Ⅱ期区間では、桧尾川堤防から府道枚方高槻線までの区間について、平成32年までに
事業着手するため、牧野高槻線(淀川渡河部)を含め、府・市で協議を実施中である。
次に、内環状幹線道路について、枚方高槻線は、別所交差点と八丁畷交差点を結ぶ南行き車線の2車線化の拡幅工事が平成29年12月に完了している。
次に、
都市計画道路の見直しについて、平成29年度は牧野高槻線、
南平台日吉台線の一部区間を廃止する
都市計画変更を行い、平成30年1月には、
都市計画審議会において承認されている。平成30年度は、牧野高槻線ほか3路線について、大阪府が
都市計画変更を行われる予定であり、その他の路線については、引き続き、大阪府と協議検討を行う、との報告がありました。
これらの報告に対して委員から、富田奈佐原線のJRアンダーの早期
事業着手も要望されているが、阪急富田周辺の踏切のバリアフリー化についても安全確保の面から早期整備をしてほしい、との要望がありました。
以上、本
特別委員会の
中間報告とします。
平成30年5月16日
新名神・
交通体系等対策特別委員会委員長
平 田 裕 也
○議長(
山口重雄) 委員長の報告は終わりました。
これから、ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、史跡整備等
特別委員会の
中間報告を求めます。
〔段野恵美議員登壇〕
○(段野恵美議員) 平成29年5月以降における史跡整備等
特別委員会の
審査経過の概要について、
中間報告を申し上げます。
最初に、安満遺跡公園等の整備について申し上げます。
本件に関し、概要次のとおり報告がありました。
まず、市民参加の取り組みに関し、市民活動プロジェクトについては、平成26年から試行錯誤を積み重ねてきた結果、平成29年4月に市民活動組織「安満人倶楽部(あまんどくらぶ)」が発足し、現在8つの活動グループのもと、一次開園を見据えて取り組んでいる。安満人倶楽部の運営については、役員及び各活動グループの代表が協議する幹事会やメンバー全員が集まる全体会議を開催され、活動状況などの情報共有を図っている。
次に、公園整備及び関連事業に関し、まず、防災事業区域については、防災公園街区整備事業を活用し、防災公園の工事及びパークセンターの建築工事を実施しており、平成30年度は、西エリアの一次開園に向けて、子どもの遊び施設やカフェなど民間事業者による施設整備との調整を図りながら、西エリア全域の整備を完了する予定である。
次に、史跡事業区域について、平成29年度は公共事業等の建設発生土の有効利用を図り、公園整備に必要な土砂を搬入するとともに、実施設計に取り組んでいる。また、本区域については、平成30年度から整備工事に着手する予定であり、仮設広場2か所を平成29年度末をもって閉鎖するため、引き続き、利用者へ看板により周知する。なお、平成29年度末時点の史跡指定地の公有化率は90.8%となる見込みである。
次に、子ども未来館については、平成31年4月の開設に向け、平成29年8月に着工してから、9月に地盤改良工事、10月の基礎工事を経て、平成30年2月から鉄骨部分の?体、3月には木造部分も建ち上がり始める予定である。なお、これまで施設名を(仮称)高槻子ども未来館としてきたが、平成29年12月6日以降は高槻子ども未来館とし、認定こども園及び母子保健施設については、それぞれ高槻認定こども園及び子ども保健センターとして検討を進めている。
次に、雨水貯留施設については、平成29年6月に工事が完成し、供用を開始したことにより、警戒降雨を上回る集中豪雨時に最大2万立方メートルの雨水を貯留することが可能となり、下流地域の浸水被害の軽減が図れるものである。
次に、周辺道路に関し、平成30年度の予定として、
都市計画道路高槻駅高垣線については、平成29年度に引き続き、
用地買収及び道路築造工事を実施するとともに、安満遺跡公園の一次開園に合わせて、八丁西町交差点区間の工事を実施する予定であり、市道山手緑町線については、事業用地の取得に向け、用地測量及び家屋調査を実施する予定である。また、駅や
主要交差点から安満遺跡公園へのアクセスルートについて、歩行者や自動車を円滑に誘導するため、道路整備や案内標識の設置などを進め、アクセスルートでもある松原公園についても平成30年度に再整備を実施する。
次に、公園経営の一環として、まず、民活カフェについて、一次開園エリア内のカフェ運営事業者が株式会社バルニバービに決定し、平成29年9月19日に本市と基本協定書を締結して、平成31年のオープンに向けて協議を行っている。また、一次開園エリア内の施設に係るネーミングライツパートナー及び公園の正式名称とキャッチフレーズなどがそれぞれ決定したところである。さらに、公園内に設置する「あまいこいベンチ」の寄附を市民や企業などから募集するとともに、市民とともに育てつづける公園の取り組みの一環として植樹の寄附を募り、寄附者のネームプレートをパークセンター内に掲示する予定である。
次に、安満遺跡公園の管理運営における運営手法について、まず、運営形態は、民間のノウハウやアイデアを最大限活用するために公募による指定管理とし、一体的な管理運営については、平成31年の一次開園時に公園全体の指定管理者を選定する。運営期間については、民間のノウハウなどを最大限活用し、魅力的な管理運営を行うためには、事業者による設備投資の意欲を向上させることが重要となるため、指定管理期間を最大20年とし、指定管理者に提案させるものとする。
次に、民間による収益施設の設置・管理については、東エリアに民間施設導入エリアを設け、本公園のにぎわい創出や魅力向上を図るため、当該エリアにさまざまな業態の店舗が展開されることを目指し、平成30年度、本市が出店事業者を複数公募するとともに、指定管理者の公募時にも店舗の設置を提案させることとする。
また、事業評価・管理運営の見直しについては、指定管理者に対して5年ごとに事業評価を行い、指導を行うことで適正な管理運営を確保する。なお、本公園は新設であり、維持管理の水準や運営については、整備後の実情に応じて柔軟に対応する必要があるため、適宜見直しを行い、魅力的な公園運営を目指す。
次に、指定管理の基準改正として、本公園では最大20年の期間を予定しているため、施設の特性に応じた長期の指定期間の設定について指定管理者選定委員会に諮り、指定管理者制度に関する基本方針の改正を行う予定である、との報告がありました。
これらの報告に対して、本市の指定管理者制度に関する基本方針では、指定管理期間は3年から5年となっているが、本公園の指定管理期間を最大20年とした必要性と妥当性をただしたところ、一般的に建築物などの収益施設を設置する場合には、設備投資を回収する期間として20年程度必要となり、昨今、先進的な公園においては20年程度の運営期間を設定し、にぎわいの創出や魅力的な公園運営を行っている事例もある。このようなことから、本公園においても事業者の設備投資による魅力的な公園運営が実施できるよう、最大20年の指定管理期間を設定することとしたものである、との答弁がありました。
これに対し、本公園の指定管理期間を最大20年の長期の設定とすることについて、当該制度の基本方針の改正を予定しているとのことだが、本公園に対応した基本方針の見直しや拡充は検討されるべきだと思うが、基本方針自体をしっかりと議論することが必要であり、本公園だけが例外的な扱いということではなく、指定管理の本旨の中で盛り込んでいってもらいたい、との要望がありました。
また、今回、東エリアに民間施設導入エリアを設けると提示されたが、どういう過程で今回の提案に至ったのか。また、このエリアは基本的には飲食系がメーンになると思うが、既に決定している西エリアの事業者への説明はどのように行われているのか、とただしたところ、本公園では、民間による魅力的な市民サービスの提供や質の高い管理運営を目指している中、西エリアにおいて民活カフェ事業者を公募し決定したところであるが、本公園は広大なエリアを有することから、東エリアにおいても魅力的な市民サービスを提供することが望ましいと考え、民間施設導入エリアを設定するものである。なお、既に決定している西エリアの民活カフェ事業者についても、今後説明していく、との答弁がありました。
これに対し、方向性については間違っていないとは思うが、今回のような突然の提案ではなく、多様な関係者に議論をしてもらうというのも一つの方法であったと考える。今後の進め方については、コンセプトの育て続ける公園という部分の手法に関しては、過程を見せながら慎重に進めてもらいたい、との要望がありました。
このほか、安満遺跡公園をより市民参加が進んだ公園とするため、計画過程の市民参加だけでなく、開園後も市民参加を継続させるために、市民の幅広い利用に向けての取り組みを検討していくべきだと思う。市民のシンボルとしての安満遺跡公園をどのように発展させていくかについて、市民が主体的に取り組んでいける環境整備を検討してもらいたい、との要望もありました。
次に、もう1つの付託事件である歴史遺産のネットワークについてですが、今任期の間は報告がありませんでした。
以上、本
特別委員会の
中間報告とします。
平成30年5月16日
史跡整備等
特別委員会委員長
段 野 恵 美
○議長(
山口重雄) 委員長の報告は終わりました。
これから、ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、地方分権推進
特別委員会の
中間報告を求めます。
〔宮田俊治議員登壇〕
○(宮田俊治議員) 平成29年5月以降における地方分権推進
特別委員会の
審査経過の概要について、
中間報告を申し上げます。
最初に、地方分権改革の推進に向けた取組について申し上げます。
本件に関し、概要次のとおり報告がありました。
平成29年4月19日に成立した第7次一括法等によって本市に影響のある8項目のうち、条例改正が必要な事項として、まず、児童福祉法に関しては、指定障がい児通所支援事業者の業務管理体制の整備に関する届け出受理、立入検査等の事務・権限の中核市への移譲に伴い、実施要綱の制定等の体制整備とともに、指定・立入検査等に関して基準条例の制定が必要となることから、当該条例については、平成30年12月議会への上程を予定している。
次に、公営住宅法に関しては、平成29年9月議会にて条例改正を議決されているが、認知症患者等の入居者から収入申告等が困難と認められる場合、
事業主体が官公署の書類の閲覧等により把握する収入状況により、当該入居者の家賃を定めることを可能とするものである。
また、個別法での法改正によって影響のある2項目のうち、条例改正が必要な事項として、生産緑地法施行令に関し、生産緑地地区の指定に当たり、面積要件を条例により引き下げることが可能となったことから、都市農地保全の対応策として区域の規模に関する条例を制定予定であり、平成30年3月議会へ上程するよう進めている、との報告がありました。
以上の報告に対し、権限移譲に当たっては、体制整備や財源の確保、事務量の減少等のリスクを適正に検証することが重要であることから、今後、高齢化が一挙に進む本市においては、医療・介護分野を重点的に他の自治体との情報連携、市民との情報共有を適切に行い、広域連携等を視野に入れるなどリスク低減を図り、独自の
まちづくりへの寄与や市民サービスに資する規制緩和や事務・権限の移譲について積極的に取り組んでほしい、との要望がありました。
次に、広域行政推進に係る諸課題について申し上げます。
本件について、概要次のとおり報告がありました。
広域連携の実施状況について、まず、近年の
取り組み状況としては、旅券発給事務については平成27年1月から開始しており、島本町民への交付件数は、全体の交付実績の10%弱となっている。し尿処理に係る事務については、平成29年4月から広域連携を開始しており、11月までの実績で、島本町域からの受け入れ量は全体の10%強となっている。また、北摂地区7市3町における公立図書館の広域利用については、広域利用を開始した平成29年7月から3か月間の実績としては、約1,800人の本市住民が他市町の図書館を利用している。
次に、島本町衛生化学処理場の今後の取り組みについて、平成29年度については当該施設の稼動を終え、解体撤去の設計を実施していると島本町から伺っており、今後は、平成30年度、平成31年度に島本町が施設の解体撤去工事を実施され、平成32年度以降に本市への跡地譲与に関する手続を予定している、との報告がありました。
以上の報告に対して、島本町衛生化学処理場跡地の利用計画についてただしたところ、現時点では具体的な検討には至っておらず、今後、島本町における解体撤去工事の進捗も踏まえながら適宜検討していきたい、との答弁がありました。
このほか、周辺自治体との情報連携・共有の取り組みを積極的に行い、さまざまな事務事業について広域連携の可否を検討するとともに、施設の新設・再編を検討する際には、市域にこだわらず広域的な視点での検証を行ってほしい、との要望がありました。
以上、本
特別委員会の
中間報告とします。
平成30年5月16日
地方分権推進
特別委員会委員長
宮 田 俊 治
以上でございます。
○議長(
山口重雄) 委員長の報告は終わりました。
これから、ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
以上で質疑を終結します。
したがって、これで以上4件の各
特別委員会の
中間報告を終結します。
お諮りします。
日程第9、報告第1号及び日程第10、報告第2号の2件は、いずれも
報告案件ですので、以上2件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、以上2件を一括議題とすることに決定しました。
――
―――――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 1ページ参照
――
―――――――――――――――――――――
○議長(
山口重雄) 順次、提案理由の説明を求めます。
〔総務部長(中川洋子)登壇〕
○総務部長(中川洋子) ただいま議題に供されました報告第1号 高槻市
市税条例中一部改正の専決処分につきましてご報告申し上げます。
本件は、地方税法等の一部を改正する法律が、去る3月31日に公布されたことにより、4月1日から施行される部分につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、高槻市
市税条例の一部を3月31日付で専決処分により改正いたしましたので、同条第3項の規定によりご報告いたすものでございます。
主な改正内容は、土地に係る固定資産税及び
都市計画税について、評価がえごとに税負担が急激に上昇することのないよう調整措置が講じられており、平成30年度から平成32年度につきましても、これまでの負担調整措置を継続するものでございます。
また、バリアフリー改修が行われた劇場、音楽堂等に対して税額を減額する制度が新設されたことに伴い、減額措置を受けるための申告について新たに規定するほか、法人市民税に係る納期限を延長する場合の延滞金についてなど、地方税法の改正に伴う所要の改正を行うものでございます。
なお、条例の施行日は、平成30年4月1日といたしております。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〔
子ども未来部長(万井勝徳)登壇〕
○
子ども未来部長(万井勝徳) ただいま議題に供されました報告第2号 高槻市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担額を定める条例中一部改正の専決処分につきまして、ご報告申し上げます。
本件は、子ども・子育て支援法施行令の一部を改正する政令が、平成30年3月31日に公布、翌4月1日から施行されましたことから、本市におきましても4月分の
利用者負担額から適用するため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、高槻市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担額を定める条例の一部を4月2日付で専決処分により改正いたしましたので、同条第3項の規定によりご報告するものでございます。
改定の内容といたしましては、世帯の年収が360万円未満相当世帯につきまして、保護者の負担額軽減措置をさらに拡充するもので、市町村民税の所得割額が5万9,001円以上、7万7,101円未満である世帯の第1子の教育認定に係る
利用者負担額を月額を1万1,000円から1万100円に引き下げるものでございます。
施行日につきましては、公布の日からとし、本年4月分の
利用者負担額から適用しているところでございます。
以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
山口重雄) 提案理由の説明は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
まず、報告第1号 高槻市
市税条例中一部改正の
専決処分報告について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、報告第2号 高槻市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担額を定める条例中一部改正の
専決処分報告について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
以上で質疑を終結します。
お諮りします。
以上、2件については、委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、以上2件については、委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
報告第1号 高槻市
市税条例中一部改正の
専決処分報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 全員賛成と認めます。
したがって、報告第1号は報告のとおり承認されました。
報告第2号 高槻市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担額を定める条例中一部改正の
専決処分報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 全員賛成と認めます。
したがって、報告第2号は報告のとおり承認されました。
ここで、しばらく休憩します。
〔午前11時20分 休憩〕
〔午後 4時45分 再開〕
○副議長(吉田忠則) 会議を再開します。
お諮りします。
本日の会議時間は、議事の都合により午後6時30分まで延長したいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(吉田忠則) 異議なしと認めます。
したがって、本日の会議時間は、午後6時30分まで延長することに決定しました。
ただいま、
山口重雄議員から議長の辞職願が提出されました。
日程第11、
高槻市議会議長辞職許可についてを議題とします。
地方自治法第117条の規定により、
山口重雄議員の退席をお願いします。
〔
山口重雄議員退席〕
○副議長(吉田忠則) 辞職願を朗読します。
○
事務局長(内方孝一) それでは、朗読します。
辞 職 願
今般、都合により
高槻市議会議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
平成30年5月16日
高槻市議会議長
山口重雄
高槻市議会副議長 吉田忠則様
○副議長(吉田忠則) 朗読は終わりました。
お諮りします。
山口重雄議員の議長の辞職を許可することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(吉田忠則) 異議なしと認めます。
したがって、
山口重雄議員の議長の辞職を許可することに決定しました。
山口重雄議員の退席を解きます。
ただいま議長が欠員となりました。
ただいまから日程第12、
高槻市議会議長の選挙を行います。
議場を閉鎖します。
〔議場閉鎖〕
○副議長(吉田忠則) ただいまの
出席議員数は34人です。
投票に先立ちまして、立会人に出町ゆかり議員及び
太田貴子議員を指名します。
ここで申し上げます。
岡 糸恵議員から、身体の都合により、みずから投票することが困難であることから、投票の記載及び投函について、代理投票の申し出がありますので、これを許可します。
岡 糸恵議員の投票方法については、地方自治法第118条第1項の規定により準用する公職選挙法第48条によって、代理投票を行います。
この場合、公職選挙法第48条第2項の規定により、立会人の意見を聞いて投票補助者2人を定めることになっています。
したがって、立会人の方々は、議長席までご参集願います。
〔立会人議長席に参集・協議〕
○副議長(吉田忠則) 当該選挙人の投票を補助すべき者として、市議会事務局職員 中村次長及び籠野主幹を定めます。
立会人の方々は、席にお戻りいただいて結構です。
投票用紙を配付します。
〔投票用紙配付〕
○副議長(吉田忠則) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○副議長(吉田忠則) 配付漏れはないと認めます。
投票箱を点検します。
〔投票箱点検〕
○副議長(吉田忠則) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は単記無記名です。白票は無効とします。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。
氏名を朗読しますので、順次投票願います。
氏名を朗読します。
〔
事務局長(内方孝一)氏名朗読、各議員投票〕
○副議長(吉田忠則) 投票漏れはありませんか。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○副議長(吉田忠則) 投票漏れはないと認めます。
投票を終了します。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○副議長(吉田忠則) ただいまから開票を行います。
出町ゆかり議員及び
太田貴子議員は、立ち会いをお願いします。
〔開 票〕
○副議長(吉田忠則) 立会人、投票の効力に異議ありませんか。
〔立会人「異議なし」と呼ぶ〕
○副議長(吉田忠則) 異議なしと認めます。
立会人の方々は、席にお戻りいただいて結構です。
選挙の結果を報告します。
投票総数34票
これは、先ほどの
出席議員数と同じです。
そのうち
有効投票 34票
無効投票 0票
有効投票中
福井浩二議員 26票
中村玲子議員 5票
髙木隆太議員 1票
北岡隆浩議員 1票
笹内和志議員 1票
以上のとおりです。
この選挙の法定得票数は9票です。
したがって、
福井浩二議員が議長に当選されました。
ただいま議長に当選されました
福井浩二議員に会議規則第32条第2項の規定により、議長当選を告知します。
福井浩二議員、議長当選の挨拶をお願いします。
〔
福井浩二議員登壇〕
○(
福井浩二議員) 議長就任に当たり、一言ご挨拶申し上げます。
ただいまは、
高槻市議会選挙におきまして、議員皆様方のご推挙をいただき、議長に就任することができました。ここに、深く、厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。
さて、私は、もとより浅学非才でございます。今、議会に求められている中立・公正・開かれた議会、その開かれた議会に私は誠心誠意、頑張っていきたいと、このように思います。
皆様方の温かいご指導、ご鞭撻、また濱田市長初め、理事者の皆様におかれましては、ご協力のほどよろしくお願い申し上げ、甚だ簡単粗辞ではございますが、ご挨拶といたします。ありがとうございました。
○副議長(吉田忠則) 挨拶は終わりました。
福井浩二議長、議長席へお着きください。
〔議長(福井浩二)議長席に着く〕
○議長(福井浩二) ここで、前議長
山口重雄議員の挨拶をお願いします。
〔
山口重雄議員登壇〕
○(
山口重雄議員) 議長退任に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
この1年、議員各位、そして理事者、職員の皆さんのご協力をもちまして議長の職責を大過なく果たせることができました。改めまして、皆さんに御礼と感謝を申し上げます。ありがとうございました。
また、この1年、
高槻市議会議長として多くの方と接する機会がございました。その中で、地域の方、そして全国の各自治体の皆さん、本当に多様な思いで多様な取り組みを頑張っておられる、そのことを多く学ばせていただきました。この経験を今後は皆さんとともに、高槻の市議会でさらにこの活性化に向けて、私個人としても努力してまいりたいと思います。
結びに、75年を迎えました高槻市政、ますますの発展を祈念し、私の退任の挨拶とさせていただきます。1年間、まことにありがとうございました。
○議長(福井浩二) 挨拶は終わりました。
ここで、
会議録署名議員に、
中村玲子議員を追加指名します。
ただいま吉田忠則議員から、副議長の辞職願が提出されました。
日程第13、
高槻市議会副
議長辞職許可についてを議題とします。
地方自治法第117条の規定により、吉田忠則議員の退席をお願いします。
〔吉田忠則議員退席〕
○議長(福井浩二) 辞職願を朗読します。
○
事務局長(内方孝一) それでは、朗読します。
辞 職 願
今般、都合により
高槻市議会副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
平成30年5月16日
高槻市議会副議長 吉田忠則
高槻市議会議長 福井浩二様
○議長(福井浩二) 朗読は終わりました。
お諮りします。
吉田忠則議員の副議長の辞職を許可することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福井浩二) 異議なしと認めます。
したがって、吉田忠則議員の副議長の辞職を許可することに決定しました。
吉田忠則議員の退席を解きます。
ただいま副議長が欠員となりました。
ただいまから、日程第14、
高槻市議会副議長の選挙を行います。
議場を閉鎖します。
〔議場閉鎖〕
○議長(福井浩二) ただいまの
出席議員数は34人です。
投票に先立ちまして、立会人に髙木隆太議員及び宮本雄一郎議員を指名します。
なお、岡 糸恵議員の投票方法については、地方自治法第118条第1項の規定により準用する公職選挙法第48条によって、代理投票を行います。
立会人の方々は、議長席までご参集願います。
〔立会人議長席に参集・協議〕
○議長(福井浩二) 当該選挙人の投票を補助すべき者として、市議会事務局職員 中村次長及び籠野主幹を定めます。
立会人の方々は、席にお戻りいただいて結構です。
投票用紙を配付します。
〔投票用紙配付〕
○議長(福井浩二) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(福井浩二) 配付漏れはないと認めます。
投票箱を点検します。
〔投票箱点検〕
○議長(福井浩二) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は単記無記名です。白票は無効とします。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。
氏名を朗読しますので、順次投票を願います。
氏名を朗読します。
〔
事務局長(内方孝一)氏名朗読、各議員投票〕
○議長(福井浩二) 投票漏れはありませんか。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(福井浩二) 投票漏れはないと認めます。
投票を終了します。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(福井浩二) ただいまから開票を行います。
髙木隆太議員及び宮本雄一郎議員は、立ち会いをお願いします。
〔開 票〕
○議長(福井浩二) 立会人、投票の効力に異議ありませんか。
〔立会人「異議なし」と呼ぶ〕
○議長(福井浩二) 異議なしと認めます。
立会人の方々は、席にお戻りいただいて結構です。
選挙の結果をご報告します。
投票総数34票
これは、先ほどの
出席議員数と同じです。
そのうち
有効投票 33票
無効投票 1票
有効投票中
笹内和志議員 26票
中村玲子議員 5票
髙木隆太議員 1票
吉田稔弘議員 1票
以上のとおりです。
この選挙の法定得票数は9票です。
したがって、笹内和志議員が副議長に当選されました。
ただいま副議長に当選されました笹内和志議員に会議規則第32条第2項の規定により、副議長当選を告知します。
笹内和志議員、副議長当選の挨拶をお願いします。
〔笹内和志議員登壇〕
○(笹内和志議員) 副議長就任に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
ただいまは、議員各位の皆様のご推挙を賜り副議長に就任をさせていただきましたこと、皆様方には心より感謝、御礼を申し上げます。ありがとうございました。身の引き締まる思いと責任の重さを痛感いたしております。
さて、本市におきましては、市制施行75周年・中核市移行15周年等、記念すべき年度となっており、新
名神高速道路高槻インターチェンジの開通を初め、
まちづくりも着々と進む中、今年度は自分自身といたしましても最終年度となります。このようなときに大任を賜り、まことに光栄でございます。
議員の皆様並びに濱田市長初め、理事者の皆様のご指導、ご鞭撻を賜りながら、議長を支え、全力で努めてまいる所存でございますので、どうかご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、副議長就任のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(福井浩二) 挨拶は終わりました。
ここで前副議長 吉田忠則議員の挨拶をお願いします。
〔吉田忠則議員登壇〕
○(吉田忠則議員) 副議長退任に当たりまして、一言ご挨拶をさせていただきます。
この1年間、議員各位並びに市長を初め、理事者の皆様方には大変お世話になり、この間、さまざまなご指導をいただきながら大過なく重責を全うすることができましたこと、心から感謝と御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
一議員として、今期最終年度に当たる平成30年度、この1年間、貴重な経験をもとに、高槻市並びに市民の皆様のために緊張感を持って全力でその責務を果たしてまいる所存でございます。改めまして、お礼を申し上げますとともに、皆様方には引き続きのご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、副議長退任の挨拶といたします。1年間、大変にありがとうございました。
○議長(福井浩二) 挨拶は終わりました。
お諮りします。
本日の会議は以上にとどめ、明17日を休会とし、5月18日午前10時から本会議を開会したいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福井浩二) 異議なしと認めます。
したがって、本日の会議はこれで散会します。
〔午後 5時26分 散会〕
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 山 口 重 雄
議 長 福 井 浩 二
副議長 吉 田 忠 則
署名議員 岩 為 俊
署名議員 中 村 玲 子...